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17- D- 0468
201 7 年 9 月 1 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
株式会社木曽路
(証券コード:8160)【据置】
長期発行体格付 BBB−
格付の見通し 安定的
■ 格付事由
(1) しゃぶしゃぶの「木曽路」を主力業態とし、居酒屋の「素材屋」、焼肉の「じゃんじゃん亭」などを、関
東、東海、関西を中心に展開する外食チェーン。主力業態の「木曽路」は、比較的高い単価で会席スタイ
ルでの料理の提供を行っており、外食チェーンの中でも独自の地位を築いている。「木曽路」の売上構成
比は 8 割以上を占める。
(2) 新たな経営方針の下、「木曽路」の業務改善を推進しており、着実に効果が表れている。一方、14 年8 月
の不正販売問題発生以降、落ち込んだ既存店売上高の回復ペースは緩やかにとどまっている。原材料費や
人件費の上昇圧力が続く中、今後の成長には「木曽路」の既存店売上高のさらなる改善や新規出店の再開
が課題である。他方、財務構成の健全性に変化はない。減損リスクは縮小しており、緩やかな資本蓄積も
見込める。以上を総合的に勘案し、格付を据え置き、見通しは安定的とした。
(3) 18/ 3 期は経常利益 21 億円(前期比 82.2%増)を計画している。国産牛肉の仕入価格や平均時給の上昇な
どコスト増加圧力はあるが、メニュー改定や勤務シフトの効率化といった施策により、増益を確保できる
と想定する。一方、「木曽路」の既存店売上高の伸長は十分ではない。販促を制限し、収益性重視の施策
に切り替えたことも要因だが、今後、法人営業の強化などによる客数の回復動向に注目していく。また、
「木曽路」を支える他の業態の確立も課題である。「じゃんじゃん亭」は既存店の好調及び新規出店によ
り成長を続けているが、業績貢献度はいまだ高くない。
(4) 17 年 6 月末の自己資本比率は 78. 0%、実質無借金にあるなど財務構成は健全である。今後、店舗関連投
資は増加する見込みだが、営業キャッシュフローの範囲内で対応可能である。また、各業態で不採算店舗
の立て直しが進んだことで、減損リスクは縮小している。保守的な財務運営の下、高い財務の安定性は維
持できる見通しである。
(担当)殿村 成信・安部 将希 ■ 格付対象
発行体:株式会社木曽路
【据置】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 8 月 29 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:窪田 幹也
主任格付アナリスト:殿村 成信
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「外食」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 株式会社木曽路
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先